消費税は・・・
[東京 2日 ロイター]
与謝野馨経済財政担当相は2日のNHK番組で、消費税増税について社会保障の安定財源確保のためにやむを得ないとの認識を示した上で、段階的に引き上げ、「2010年代半ばに10%まで届いていないと日本の財政が先にパンクする」と述べた。
麻生太郎首相が3年後の消費税引き上げに言及したことについて与謝野担当相は、2015年度には医療・年金・介護関連の社会保障関係費が約6兆円増大するとの試算をあげ「カネがどこからか出てくるみたいないい加減な話をして、国民に安心感をもってもらうことはあり得ない。社会保障、特に医療・年金・介護については、国民の全ての人に薄く広く負担していただくことが大事だ」と指摘。
引き上げの時期と幅について「2011年ごろまでは全く上げる状況にはない」とし、その後「GDPもプラスになり、潜在成長力が実際の経済に反映される状況が続くなかで、一辺に5%上げることは無理で、段階的にお願いして、最後は、2010年代半ばには10%まで届いていないと日本の財政が先にパンクする」と述べた。
また、政府の追加経済対策の柱である定額給付金について、与謝野担当相はあらためて高額所得者を対象外とすべきだとの認識を示した。
麻生首相は30日の記者会見で「全世帯」への支給を表明。与党間調整でも事務手続きの煩雑さから高額所得者を対象外とするなどの所得制限を設定することは断念していた。
しかし、与謝野担当相は「生活支援という名前が付いた以上、生活支援の名に相応しい全世帯に給付するのが正しい解釈だ。2000万円も3000万円ももらっている人に生活者支援はもともとおかしい。生活支援を必要とする全世帯にしかるべき給付金を出す。これが、普通の常識的考え方だと思う」と述べ、首相との考え方に食い違いはないと強調。「世の中に不公平感が残るような給付金の配布の仕方は避けなければならない」と語った。
私も消費税に対しては上げなくてはいけないとは思います
ですが
上げる前にすべき事(洗い出す事)があって初めて数値が出るのではないかと思うのです。
“段階的に上げる”とありますが景気が好転して初めて上げれる税であれば、なすべき事は他にあるはずで、いつ好転するか保証がないのであれば、出来る事は一つ
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