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美濃加茂市の断水

下呂市内で降った大雨の影響で飛騨川の水質が悪化し、美濃加茂市内の浄水場が稼働しなくなり市内の一部地域では断水が6月29日の午前中から7月1日の朝まで続いていました。

我が家も断水の対象区域だった為、この2日間は断水が続いていた訳ですが、ある意味貴重な体験をする事となりました。

実は、飲料水や雨水を確保し災害時に備えていた為、少し気持ちの余裕があった訳ですが、経験してまだまだ備えが足らないのだと実感。断水中にポリタンクを一つ追加した程です。

今回一番不便に感じたのがトイレ。水洗トイレというのは、水がなければ機能しないのです。我が家のトイレはタンク式なので、突然の断水にも1回は使用可能なのですが、その一回を使用すれば、もう使えないのです。水は用意出来ていたとはいえ少しの水では流れない現実・・・。震災時避難所の衛生面が問題視されましたが、想像以上に切実な問題だと言う事を恥ずかしい事ですが改めて実感しました。

給水所にも足を運び水を頂いてきましたが、タンクいっぱいになった水を見ると、それだけで幸せを感じずにはいられなくなり、暑い中給水作業をする職員の方々が神々しく思えてしまったのは私だけでしょうか。ただポリタンクが用意できず少しでも水が欲しいと来られていた方も居たようで、この辺りは個人的に準備をする事も大切ですが、皆で助け合う事も考慮にいれないといけないのだなと…。

そしてもう一つの問題は老人などの健康面です。この断水期間中、父の健康状態が悪くトイレを使用する機会も多かったのですが、これで電気も使えず暑い中で過ごさなければならなかったと思うと、ゾッとします。

災害時にも困らない様に、もっと備えをしなければなりませんね。

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