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豊洲の問題

ワイドショーネタになっている豊洲問題ですが、最近では京都大学院藤井教授が技術者的には安全であると訴え、建築エコノミストである森山氏の意見に対抗しています。

このお互いの意見の違いから建築知識の薄いジャーナリストさん達の意見もバラバラになり、何が本当なのか見失いそうな状態です。

そんな時は原点に戻ることが大切

・・・

豊洲は当初から安全性について疑問視されていました。その事もあり東京都は豊洲の安全性について検討を行い、安全である理由をHPなどで公開していました。

その安全性の根拠が盛り土だったわけです。

今回の豊洲の問題はその安全性の根拠がなくなった事が発端となっています。

・・となれば・・・

重要なのは地下空間が云々という事ではなく安全性について、盛り土を止めた代わりに
どんな処置を施したのか?

って事ではないでしょうか。



確かにモニタリング出来る空間も必要ですし設備的にメンテナンスが出来るピットも必要です。しかし汚染を食い止める措置は何処にあるのでしょうか?

藤井教授は地下水の管理(ろ過)システムを安全性の根拠にあげています。たしかにそのシステムが安全性の根拠であれば良いのですが、東京都はその事を何も言っていませんし、現在はシステムを動かしてモニタリングをしている最中なのです。

・・・と言う事はです・・・

豊洲は安全だと言える根拠は今現在、存在しないと言う事になります。

そして今は、盛り土が建物下になくても安全なのか検証結果を待っている状態だと言う事なのです。

☆おまけ☆

ある建築雑誌で豊洲問題について今までの経緯が載っていましたが、同じ雑誌に豊洲を設計した日建設計の方の記事が載っていました。大きな会社ですので、この方が豊洲に関わったか解りませんが、建物の社会性についても書かれあり・・・読みながら・・・ちょっと皮肉な記事になってしまった様な気がしました。

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