設計から瑕疵を回避する
瑕疵担保履行法が施行され瑕疵を事前に防ぐ為に、各保険法人から施工基準が出されています。
この基準を守れば必ず瑕疵が起こらない!
とまで断言は出来ないものの瑕疵の起こりやすいポイントは施工基準を読むだけでも確認できる筈ですから、しっかり理解して施工する事が大切だと思います
しかし最近、本やメールマガジンなどで
設計から瑕疵を回避する・防ぐ
といった見出しが目に付きます。なぜこの様な見出しが出始めてきたのか・・・なのですが、それは設計の段階で各保険法人の施工基準を下回る仕様になっている事が多いようで設計者が設計の段階で瑕疵が起こりやすい箇所を把握できずデザインばかりに囚われてしまった結果、建築主さんも知らないうちに瑕疵が起こりやすい設計になってしまっていることがあるとのことです。
細かい納まりは施工サイドが考えるだろう
と安易に設計した結果、瑕疵が起こってしまう事もあります
危険な設計をしながら施工サイドに責任を押し付ける例もあります
設計者は建築家と自称しデザインばかり追求するのではなく。瑕疵が起こらない様な技術的知識も身につけなければいけないのではと思いますね
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