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耐震診断

行政(岐阜県)が行なっている無料耐震診断についてです

行政の耐震診断は現場確認の後で(財)日本建築防災協会から発行されている診断プログラムによって診断されます。

今回は仮想物件ですがこのプログラムを使って耐震診断を行なってみます。

①まず始めに物件概要を入力していきます

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概要を正確に入力する為にも診断を依頼するときは、何か建築中の写真や資料があるとより正確な診断が行なえます。

②次に行なうのが耐力壁の配置です。ここでも外壁や内壁の仕様、筋交いの位置などがわかると正確に行なえます。簡単な設計図面でも良いのでもし箪笥の中にあれば面倒ですが出して頂いて診断の資料にしてもらいましょう。もし図面が無いときでも診断は出来ますので諦めないでくださいね。

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入力は最初に外壁ラインを入れてから耐力壁を配置していきます。内部の赤いラインは各方向のバランスを検討する為の領域で各方向の1/4の部分で表されています。因みにこの仮想物件では上の部分と下の部分の耐力壁の量の比率の差が多くなっているのがこの時点でも目で見て解ります。

③そして計算をしていきます(自動計算)

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診断結果は数値にて表示され最後に診断結果が出てきます。結果は 倒壊しない・一応倒壊しない・倒壊する可能性がある・倒壊する可能性が高い と4段階に分類されています。(写真は途中結果が出ていますが専門家ならばこの時点で結果は予想できます)

この仮想物件ですが接合部の金物でかなり数値が変ってきました。金物については建設時期でも想定できますがもし建設途中の写真があると良いですね。

ただどんな場合でも結果を見ると何処に補強が必要かが解ってきます。無料という事もありますが、先ずは診断をしてどこの部屋に補強を入れるか等、リフォームをふまえた対策を練ることも十分出来ます。興味のある方はこの機会に行政に依頼してみたら如何でしょう。

あ…診断担当者の逆指名も考慮して貰えるそうです←宣伝です (*≧m≦*)

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またまた講習会

先日、今年度最後になる講習会に行ってきました

今回の講習も“建築士”に対する講習会でしたが任意の講習会の為か若干参加者は少なめだった気がします。しかし内容は…改正された法律等の説明というよりもっと大きな話で建築士のとりまく環境や問題など現場サイドからの話も聴けて講習会ですが講演会みたいに楽しい講習会でした。やっぱり

事件は会議室ではなく現場でおきてるんだ

って感じです (*≧m≦*)

的確な情報を家を建てたいと思う方に伝えるのも建築士の仕事の一つなんですよね。

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著作権について

著作権という権利について日本では軽視されている事が多いと感じます。ワイドショーでにぎわす盗作問題や有名な歌の話題は皆さんの記憶にもあるかと思います。また最近多いのが個人ブログなどで他人の写真を許可もなく使う事などがよくみられます。

実は建築の世界(特に住宅建築)でもこの著作権を軽視する事が多くあります。ここで問題です

建物の設計図は誰に権利があるのか?

設計図は設計者がデザインし図面に描いたもので、依頼者ではなく作成した設計者に知的財産所有権が存在します。

“他の設計者が描いた図面だけど、この図面で建物を建てたい”

とまったく関係のない施工業者へ持ち込まれる方がいます(A社が作成した図面をB社に持ち込む等)。またその話に喜んで応じる施工業者も居ますが、これは要注意事項です。もしもその設計図で建物を建てるのであれば、その設計図を作製した設計者に許可をとらなければなりません。しかし…日本では

“かたい事いうなよぉ”

で済まそうとされる方が多いのが事実です。

現在では知的所有権を主張される事が多くなっています。当然訴訟になるケースも多くなっています。いまプランや建設業者さんを検討している方は、この点に注意してくださいね。

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ドライブに行ってきました

数週間前になりますが休日に家族を連れて道の駅「おばあちゃん市・山岡」へ行ってきました。

比較的小規模な道の駅ですが日本一大きい水車があり訪れる人も多く、またお昼時とあって人がいっぱいで駐車場は満車状態     (@Д@;

車いすの父が居るので駐車場に不安が…しかし運よく(?)身障者用駐車場は空いていたので其処に車を停めて車いすを出す事が出来ました。

HPを見て貰えれば解りますが見所は何と言っても水車ですよね。仕事で何回か通った事があったのですが近くで見るのは初めてで父に見せてやろう よりも自分が見たかったのかもしれません (*≧m≦*)

道の駅にある食堂の食事ですが価格の割には何種類もあってお得感バッチリ わざわざ他に店を探す必要もありません

ただ残念だった事が行った時に道の駅では工事が行われていた事もあり身障者用駐車場からは簡易のスロープを使い広場に行くのですが、ちょっと設置場所が悪く2台分の身障者用駐車場が埋まると駐車した車が邪魔でスロープを使って降りられないという……(お陰で駐車中の車が出るまで待ちぼうけ)この辺りは配慮があるのは理解できても経験がないと解らないのかもしれませんね。

駐車場が混雑していて遠い駐車場に行かず身障者用駐車場に停める(健康な)方が居た事はいつもの事でした…

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木造住宅耐震診断士の育成講習

昨日、岐阜県木造住宅耐震相談士育成講習会に行ってきました。

現在岐阜県では市町村役場が窓口となり木造住宅の無料耐震診断が行なわれており今回の講習はその木造住宅耐震診断を行なう技術者の育成補助金対象の耐震補強工事に対しお施主様から相談を受け計画をする事が出来る技術者の育成でした。

木造耐震診断や補助金の内容ですが市町村役場で若干の違いがあるそうですので役所の窓口で確認が必要となりますが、主に耐震診断は無料診断となり診断報告書には耐震補強工事の補強計画が作成され参考工事金額も提出するそうです。(計画・参考工事金額はあくまで参考なので実際に補強工事する時は実設計と見積が必要とされます)

以前お客様から見せてもらった耐震診断は診断のみでしたが補強計画や参考の概算金額が出れば、診断後の進め方もイメージが付き易いのではないでしょうか。

また耐震補強工事についての補助金は最高84万円(ただし対象工事金額の7割)となっいます。また補助金対象工事金額には設計・監理料も考慮されるようにもなっているそうです。

そしてもう一つ…補助金対象の耐震補強工事を行なう事は必ず役場へ耐震診断も申し込まないといけないのか?…ですが実はその必要もありません。(実際に耐震補強工事の設計を行なう為にまた現地確認が必要になりますしね)ただ市町村役場の窓口に行き木造住宅耐震相談士でなければならないので事前の確認は必要です

因みに岐阜県内では年間1500軒弱の木造住宅が耐震診断を受けているそうですよ。

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