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選挙

日曜日は参院選があり父の元へ行く前に選挙へ行きました。(父は病院で期日前投票を済ませています)

投票会場へ行き受付を済ませた後、はじめに選挙区候補者の名前を書き投票箱へ…そして比例区の投票をしようと党の名前を書いていると横からおじいさんの声が聞こえてきました。

『あれ…なんだろ…名前忘れたな…』

“え?” ←私の心の声

『あ~忘れたな…』

“…” ←私の無言の心

『あ~ぁ……』

“…” ←私の期待の心

『○由○○党?……って○○党の事か?…』

“…爺さん…” ←私の心の声

とおじいさんの独り言…。まるで吉本新喜劇を見てる様で笑えて来ました…

そして選挙結果はTVで騒いでいるので皆さん御存知とは思います。此処で私の意見を述べるつもりはないのですが『郵政選挙』での勝因が今回は敗因になった党とその時の敗因が今回勝因になった党に変わったのではないかと感じました。そして今日色々なブログを読んで感じたこと…

コメントも支持政党により前と逆になっているのです…郵政選挙で苦い思いをした人が言った言葉を今回苦い思いをした人が言っている。

『有権者は何もわかっていない』…と…

みんな有権者です。という事は私も貴方も君も隣のおじいさんも…解ってないと言う事なのですね。

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権利vs権利

ある方(以下Aさん)の話です。

Aさんは数年前に新築住宅を建てられました。建てた当初は周囲は畑…日当たりも良い環境でしたが昨年家の前の畑が分譲地になりました。(補足ですが前の分譲地の開発はAさんが購入した土地の仲介業者さんと同じ不動産屋さん(以下B社)が行っています) 通常この様な環境の変化にAさんは文句を言う事はできないのですがAさんの隣人が前の敷地が分譲地になった時、敷地の境から南へ3m程離れて建物を建てると不動産屋さんと約束されたそうです。(この約束を聞いてビックリですが…)

そしてAさんを含めた近所の方々はもう一度確認とこの不動産屋さんにその件を尋ねると、『考慮しています』と返事が来たそうで皆さん一安心されていました(この時点で皆さんとも約束されたそうです)

実はAさん…建築関係の仕事をされているのです。そして偶然にもこの分譲地を購入された方の家の計画図面を入手されました。そしてビックリ…その計画には建物を3m離すと言う約束が守られていなかったのです。

Aさんを含め近所の方々は不動産屋さんに再度問うと曖昧な返事が返ってきたとの事でした(結局先方には話していないようです)…そしてその後不動産屋さんはこの土地の購入者の方(Cさん)や建築業者さん(D社)に相談しもう少し離すと再度約束されたそうです。(この時点で3mは無理となったそうです)

しかし面白くないのがCさんやD社です。意味も無く裏を空けなければならない事に不快感を感じたそうです。そしてD社は図面が何処から漏れたか調べ始めました。

計画中の図面と言う事もあり、調べればAさんの存在は直に解ってしまいます。Aさんに図面を渡した会社(D社の下請のE社)はAさんに“個人情報保護法”に違反していると追求したそうです。D社としてはC社との関係が悪くなるのを恐れAさんに責任の所在を追及したそうですが…

ここで疑問です。ならばAさんはCさんの個人情報保護という権利の為に自らの権利を放棄しなくてはならなかったのでしょうか…

私の元にはこの件でAさん側・B社側・E社側から話が来ていました。誰が権利的被害を受けたのか…何処に原因があるのか…を考えれば一目瞭然だと思いますが結果を見れば社会とは素直に動かないものだとつくづく感じてしまいました。

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心と言葉の乱れ

設計とは関係のない話…

以前からNETゲームに参加している私です。参加者は中学生位から30代まで幅も広く、交流の場としてもなかなか楽しいゲームなのです。そしてこのNETゲームにもルールがあり違反した人には罰則が設けられているのですが社会と同じでそのルールの網の目を掻い潜る様な行為をする人もいます。その様な行為をするとその人に対し他の参加者から批判が高まったりするのですがNET上だと言う事もあり大抵その結果は…モラルを守りましょう…という言葉で落ち着きます。

先日もルールに反していないと主張する人(A君)が居ましたが誰が考えてもモラル的にルールに反してました。しかし最終的にA君はルールを作った人に責任があると責任転換をする発言をしていました。(何処かの政治みたいですね。)

そして先日このNETゲーム内で大きな騒ぎがありました。ある中学生(B君)がその騒ぎの中心でした。B君はNETゲーム内で同年齢の参加者にかなりの人気がありましたが、その言動に他の参加者(特に社会人)からは常に反感を受けていました。何故か…B君はいつもゲーム上で自画自賛的発言を繰り返し、人を馬鹿にした様な言葉を使い続けていたのです。時にはモラルを反する行為も…。そしてとうとうB君に対し彼を良く思わない人達が今まで以上の批判を始めたのです。そして彼を擁護する仲間と彼を批判する人達の間で大きな騒ぎが起きてしまいました。

所詮NET上だからと考える方もみえますよね。確かにそうなのです。だからこそ困った事にお互い遠慮がないのです。私は仕事が忙しくこの騒ぎに気がつかなかったのですが、NET上で知り合った人がこの騒ぎの中に入ってしまったそうです。そして学校の裏ならぬチャットに呼び出されたそうです。そんな事を聞いていると少々ため息が出てしまいました。

社会人の参加者が口を揃えて言うにはB君も言葉の使い方に対しもう少し謙虚さが表れればまだこんな事には…と言う事でした。中学生だからと許しててもいけない。教えてあげなければ…。と言う人も居たのですが…。

そして昨日あるブログを読みました。そのブログは大人の方が書かれてるのですが、B君の言葉にそっくりなのです。そのブログを読み…

子供達の言葉の乱れや心の乱れの原因は大人だと改めて感じてしまいました。

皆さん一度自らの言葉を客観的に聞いてみませんか?子供達の事を直す前に自分を直さないといけないかもしれませんよ。

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