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雨漏れに御用心

某保証会社調査による瑕疵対象の9割が“雨漏れ”との事です。この雨漏れについて原因が記載されていましたのでご紹介します。

雨漏れしやすい箇所に ①バルコニーの手摺取付部 ②下屋根と壁の納まり部 ③外部建具周り ④バルコニー建具の下端 ⑤軒天と壁の納まり部 が挙げられていました。 私の現場経験(間接的現場も含め)でも実は④以外は経験があるのです。

デザインから起しやすい雨漏れ

デザインを追及するあまり雨漏れがし易くなる場合があります。その代表的デザインにバルコニーの手摺壁上端を左官仕上にする…や、軒の出を無くす…がありますが其れが上の①,⑤に類するデザインなのです。そんな事を書けば 『しっかりと仕事すれば大丈夫だ!』・・・との声も聞こえてきそうですが家は老朽化していく事を考えて貰いたいのです。 “コーキングで雨処理” などは場所によっては1年もちません。勿論コーキング処理も大切ですが漏れてもよい収まりが重要なのです。

施工不良からくる雨漏れ

上記の②,③,④は監理者や施工者(現場監督)がチェックしていれば大抵、防げる事項なのです。②などは屋根の下地防水を壁下地防水紙と規定通り重ねてあれば良いのですが現場によっては重ね部分が無い場合もあります。これもよく、“ノシ板金(水切り)”があるから大丈夫だと言われますがよく見るとその板金と瓦との間に隙間が空いていますし、隙間が埋められてても年数が経てばその隙間は発生してくるのです。大切なのは…入ってきた雨が防水下地によって外へ出される納まりかどうか・・・なのです。瓦やサイディングで雨を防ぐと言うのならば下地防水などいらない筈なのです。なぜ必要なのか…監理者や施工者は“其処”を考えなくてはいけません。(職方の工事中の寒さ対策や雨対策の為にあるのではないのです)

そして③,④…これも②と同様です。コーキングが切れ入ってきた雨を部屋の中に入れないようにしなくてはいけません。入ってきても外へ吐き出す納まりが大切なのです。(実は外観から見ても雨漏れしやすい納めの家は解るのです)

だろう…で済まさない事

お施主様も監理者や現場監督者も 『…(大丈夫)だろう』 では済まさない事です。特に監理者や現場監督者は理屈にあった考えで現場を進めなければいけないのです。他人任せの現場ほど危険な現場はありません。なぜなら・・・各職方との仕事の変換箇所が文字通り隙間を発生させているのですから。

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住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

Nobuさん、こんにちは。

私の入居しているマンションの地下駐車場も入居以来漏水でもめています。施工側がのらりくらりと・・・モウ!<(`^´)>

投稿: KUMa | 2007年4月 1日 (日) 11時43分

KUMaさん、こんにちは。
恐らく地下駐車場周りの排水に対する処置に問題がありそうですね。一度造ってしまうとなかなか直す事が難しい事や原因が解ってても直す費用を考えてしまうと施工側も二の足を踏んでしまうと思います。信頼が一番大切である事を忘れてしまっているのかもしれませんね。住み手の気持ちにならないといけないのに…。
でも早急に直して貰わないと…ですよね
(´`)=3

投稿: Nobu | 2007年4月 1日 (日) 18時06分

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