欠陥住宅にも・・・
欠陥住宅にも考えられる要因は、いろいろ種類があると思います。大きく分けると契約前から欠陥住宅を造ろうとする業者達(A)と欠陥住宅を造るなんて考えていない業者達(B)の2種類に分けられるのです。
(A)の様な業者は去年多く発生したリフォーム詐欺の様なタイプの業者だったり耐震偽造事件を引き起こした方(?)だったりします。この様な業者に仕事を依頼してもしっかりした建物が完成することなどありません。契約前によく吟味しないといけませんが・・・この様な業者ほど説明が上手いものなのです。
(B)の様な業者は最初から欠陥住宅を造ろうとは考えてもいません。ただ不運にも欠陥・・・不良住宅を造ってしまう事があります。その要因は、知識が無い為から起こる場合が多いのです。ただ知識が無い為に起こる不良は大抵の場合直す事が出来るのですが・・・その業者の対応が悪いと欠陥住宅としてTVに出る事があります。これはモラルの問題も含まれています。モラルについては今度記事にしますが、今私が言いたいのは、実は皆様が思っている不良建物と欠陥住宅に大差はないと言う事なのです。現実として欠陥住宅を建てた業者でもお客様から感謝され、世の中に誇れる優良住宅を建てているという事なのです。
良い家を建てたい・・・と考え色々勉強をする方も多いと思います。ただ勉強すればするほど解らなくなってしまう方も多いと思います。それは・・・『自分は(A)の様な業者に騙されているのではないか・・・』という不安感から来る場合もあるのです。もしその様な不安感を感じたときは是非知人に相談するのが良いでしょう。ここで言う知人とは業者さんではありません。家を建てたことのある知人にです。良い業者さんを紹介してもらえるかもしれませんよ。
・・・といいつつ日本人は他人より良い家、他人より良い業者・・・という欲があります。そんな欲は是非捨て去ってください。良い家とは安心して住める家の事を言うと思います。決してデザインが良い家が“良い家”とはかぎりませんし・・・高価な家が“良い家”ともかぎりませんから・・・
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