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父のこれからを・・・

全ての始まり・・・

父は脱水症状になり点滴の為入院することになったのです。ただベッドがない為検査入院の方々がみえる病棟へ・・・その病棟で点滴治療を一週間続け退院予定の日に父は高熱を発しました。今思えば・・・重病人が居ない、比較的のんびりとした雰囲気の病棟で父は・・・一日様子を・・・そして脳梗塞の再発・・・高熱を発した次の日に脳外科病棟へ移動する事に・・・脳外科病棟でも父の病状に部屋は3度変わり・・・夕方にはフル装備でベッドに横たわっていました。この日父が始めて入院した時(12年位前)の看護士さんがこの病棟にみえこの時父が入院していた事を知ったそうです。そして一言・・・『入院しているの知っていたら最初から此処に・・・』

大きな病院では誰が入院してるかなんて看護士さんでさえ解りません。それに誰もがこの様な事態を想像出来たでしょうか・・・ただ一日早く処置していれば・・・父の足は・・・手は・・・と考えてしまうのです。。。それが何も根拠の無いものであっても・・・

先日父はリハビリ病棟へ移動しました。ここで始めて知ったのですがこのリハビリ病棟・・・入院から2ヶ月以内に来ないと入れないそうです。病気が重く長い治療入院をした方はどうなるのでしょうか・・・同じ病院といえども入れない現実。。。その方はその後何処でどの様にリハビリを受けるのか・・・深まる疑問・・・そしてそれを決めたのは・・・国・・・何を根拠に基準が決められたのか。頭脳明晰の方々の考え方は・・・あまりにも非現実的すぎる。

リハビリ・・・そして・・・

リハビリ棟へ移動した日、父はこれから良くなると思ったのか比較的機嫌もよく笑顔も・・・ですがこの病棟で一番動きの悪い父は・・・日に日に自分が周りに置いていかれているのを実感したのか・・・落ち込み気味になり少々の失態でも虚ろになっている・・・人は人、自分は自分と思える日までがんばらないといけないと・・・

帰宅後の事・・・

まだ早いかもしれませんが・・・帰宅後の事を考えると・・・父は今までのように自由に家の中を・・・そして外を・・・移動する事が出来なくなるのではないかと思うのです。ハッキリ言えば車椅子生活になる・・・以前から車椅子での移動が苦手・・・いや無理に近い父は退院後どんな生活を送るのかを考えると手摺など無意味かもと・・・そして母への負担が増えるのは目にみえている・・・悪循環から寝たきりに・・・なんて事も考えられる。そうおもうと思い切ったリフォームも考えないといけない様な気が・・・

自立支援法?・・・

現政府が決めた法律・・・介護は心身へ想像以上の負担を強いられる。現実として普通の生活など送る事など不可能になる。(遊びに行くことでさえ・・・)そう・・・睡眠時間も減るのだ。(現に私達家族は・・・何時何処でも寝ることが出来る・・・)一部のお金を握っている人々はその負担をお金で軽減する事は出来るだろうが唯でさえ介護へお金を使わなくてはならない一般的家庭にとっては・・・

国は・・・政府は・・・万民に対し平等なる対応をしなくてはならないし、お金で(費用で・・・)最低限の生活に対する安全性までもが変わってしまうことを認めることはあってはならない。介護負担による心中が起こる事自体が国の責任だとも思う。これはあのプールで起きた事故となんら変わりがない。まして・・・庶民の憩いの場をあんな言葉で表現するなど

もってのほかだと考える(あれ?話がずれてるね・・・)

私の仕事・・・

私は建築設計の仕事をしている・・・その仕事で何か社会に貢献できるはず・・・高いものが良いのは当たり前。。。如何に手ごろな価格で安全を確保できるか・・・(それも最低限ではなく)今更ながらに考えないといけないのではないだろうかと・・・自問中・・・

シンキングタ~イム! (←今回の落ちにならない落ち

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