他人の・・・
ある知人からの相談事です
知人(Aさん)は知合いの工務店(Bさん)へ建築を依頼したとの事でした。『これ位の家をこれ位の金額で建築できますか?』という質問にBさんは『出来ますよ』と・・・そしてその言葉から間取りなど計画が始まっていったそうです。Bさんの対応も最初は良かったらしいのですがAさんの要望が増えてくると次第にBさんからの返事が遅くなり・・・そして請求しないと返事が返って来なくなっていく・・・Aさん自身自分の質問が計画に対し愚問かどうか知りたくなり度々私のところへ相談に見えていたのです・・・ある日、私がBさんの作成した見積書をちょっとだけ拝見・・・そして幾つか質問事項が出てきたのです。そしてAさん・・・Bさんへその質問を投げかけると・・・『そこは見積してないから』とか『その辺は今度』とか『???』とかとか・・・結局その質問の答えもハッキリする事が無く事が進まない現実に苛立ちを覚え、不安になったAさんは私に設計の仕事を受けて欲しいというのです。
他人の財産・・・
どんな仕事でも同じですが・・・私は他人の財産を守る仕事をしていると思うのです。(少々大袈裟かな?)これは設計だけでなく職方だって同じだとも・・・自分の家と同じ様に考え仕事をしなくてはならないと・・・そして始めて報酬が頂けるのだと・・・不親切な対応しか出来ないなら・・・○▲※#☆・・・
ある個人工務店社長のコメント・・・
私が設計事務所で働いている時の話です。私は親戚の家を計画していました。(この親戚曰く 『無料で設計してもらえるからラッキーだよね。。。』 ←このコメントも・・・)そしてこの計画の話を遠~い親戚が聞きつけたと聞いた親戚は慌てて知人が以前頼んだ工務店へ連絡をして私が描いた図面を渡したそうです。親戚はその工務店から予算に合わないからと間取りを変更して契約・・・(親戚のおじさんもビックリ!)したのです。まあこんな事日常茶飯事ですから私は気にしていなかったのですが・・・(まあその最終案も私が一番最初に作った間取りだったし・・・)この工務店の社長はお酒の席で・・・
『なにやら親戚に設計がいて図面描いてたみたいだったけど無視して間取り変えてやった!』
と自慢話をしたそうです・・・(私の先輩がその話を目の前で聞いてしまった・・・)そして私が思った事・・・
『誰の金で誰の家を造っとるんやぁぁぁぁ!!!』
発した言葉は帰って来ません・・・皆さんお酒は危険ですよ。。。(この話の後私は先輩もだまっとれ~~~と・・・)
そして父の今・・・と・・・
最近復調し始めた父です。今日も単色の食事・・・(ミキサー食)を雛鳥の如く食べていました。御贔屓にしている野球チームの好調に『やったー』と歓声をあげています。。。そしてその反対に同室の方の調子がずーっと悪く食事も食べる事が出来ませんでした。先生が検査をしてもなかなか解らない・・・話も出来ない・・・そしてお父さんの様子が心配になった長男さんが遠方より来られ3日ほど一緒にみえました。すると・・・その方・・・元気になっちゃいました。やっぱ気力ですかね・・・
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