社会に認められた会社
設計士の地位が落ちて行った原因の根源は社会だと私は思う。ここで私が経験した事を・・・
会社組織の壁・・・
私のいた会社は社会からある意味優良企業として認められました。そしてその事は新聞にも載りました。なぜ優良なのか・・・この不景気の中経営状況が良いという事からでした。
経営状況を見るには帳簿を見ますよね。どれだけの売上があり利益を残しているか・・・私が帳簿上所属していた部署は帳簿上赤字でした。しかし本当に赤字だったのでしょうか・・・いやそんなはずはないのです黒々とまでいかないまでも赤ではなかった・・・約半分の売上と利益を同じ会社内とは言え取られていたのです。(会社的にはなにも変わりませんが・・・)取って行くのは私の上司・・・平社員の私は取られた売上を返すように言いましたが所詮平社員ですから・・・赤のままになる帳簿・・・それを見た株主・・・当然赤の理由を聞きますよね。でも聞き先は上司・・・平社員の私が弁明する場などない・・・そしてその原因が私になり私の後輩になる。後輩はリストラされ私は猛講義・・・一様部署が赤でも個人成績が良いのでリストラされない私でしたが仕事のやり方を変えろと要求され始める・・・(利益重視・・・会社重視・・・)日ごと度を増すお客を見ない利益重視のやり方に異議申し立て・・・そんな私に無理難題を出し始め当時打合せしていたお客様まで巻き込む始末・・・家を建てようと楽しみにしているお客様に対し納得のいかない会社からの要求に私はこれ以上お客様を巻きこめれないと思いついに辞表届・・・会社からの引き戻し作戦が続く中さらに嫌気をさした私は次の会社を決めておさらば・・・が・・・この時のお客様から篤いコメント・・・結局・・・
独立
お~~~い・・・てな感じで今日に・・・
認める人々・・・
この会社は今でも社会的には優秀な会社として地域からも認知されています。なにが良い会社なのか・・・そもそも会社とは何か?・・・自らの利益ばかり追い求め他をかえりみない行為・・・そんなの行為を受けながらなぜか認知する人々・・・そしてその行為を推奨する株主・・・そんな矛盾はいつしか自分に帰ってくると思う・・・そんな会社から認められなかった私の思い。当たり前の事を当たり前に行う事・・・約束は守る事・・・相手の事を思いやる事・・・私はこの思いが正しい事を証明したいばかりにこの1年を過ごしてきたのだと思う。だが今思う事はわざわざ証明なんてしなくても良いと思う。こんな会社に認められる事よりも一人でも多くの人に安心を届けられたらと・・・私の関わった人が認めてくれればそれが最高の表彰状だと・・・
だからあんな会社なんて お尻ペンペン! (笑
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