それぞれの立場
前回の続きです。。。コメントを頂いた建築屋さん、若さんに感謝です。
私は建築設計に従事する者としてはやはり建築に対して良いと思うことは参考と言いながらアドバイスしたくなります。良い建物を建てて貰いたいという自己満足的な使命感がそう思わせているのです。Aさんも恐らく『良い家を建てて貰いたい』という思いから色々アドバイスされたのだと思うのです。(逆に使命感も無く他人任せの設計者さんはちょっと・・・自分の後釜がこれの状態だと知った昨日・・・複雑な思いが頭をよぎる。。。)だから批判はできない・・・
ただAさんの立場は建築屋さんのコメント通りアドバイザー的立場だという事で、その立場をハッキリしなければならなかったと思うのです。ハッキリしていなかったから家を建てた知人が今現在少々悩んでしまっている(その後の対応に・・・)んですよね。。。
御施主様の側から・・・
若さんがお施主様の立場でコメントをくれましたがその通りだろうと思いました。実際設計や建築に関わると御施主様の私生活が見えてきます。そして私生活を知ることが良い設計をする一つと言えると思います。だから気軽に誰でもアドバイスが出るとも言えないでしょう。そして若さんの様にブログで公開してコメントを受ける立場の方がよく考えてから記事にされているのであれば問題は少ないのかも知れませんが実際そればかりとも言えないのも事実だと思います。ですから何事においても専門家がコメントをする場合よく相手の事を考え理解した上でコメントをするのが良いと思うのです。
クレーム・・・
実は私・・・仕事でクレームを受けました。お客様が大変怒っているという情報を受け・・・その方と私の間には数人の関係者がいましたが又聞きと言うこともあり小さな火種が大きくなってしまいました。。。直接会ったほうが良いと思いお会いする事に・・・(本音を言えば行きたくないのですがそんな事は言ってられません)そして今日・・・お会いしました。そして予想通り機嫌は良くありません(当然です・・・)私はまず今回の件について謝罪した後クレームの原因を説明しました。幸い先方も冷静で私の話を聞いて頂けました。私は終始誤解の受けないように丁寧に説明したつもりです(あの説明でよかったかなんて今でもわかりませんが)当然過ちは認め正しいことは正しいとハッキリ言いました。そして最後は笑いながら話していただけました・・・そして家の事に対する不安な気持ちも・・・
この方とは私は設計者として会っているのではなかったのであくまで私の経験としての話をしました。やはり出すぎた事はしてはいけないと考えての事です。そしてこのクレームの結果が出てくるのは来週以降だと思うとちょっと・・・胃が痛くなりそうで・・・
相手を見ることが・・・
何事も相手がいれば相手を理解することが大切だと思います。そして理解すると同様に自分の位置を確認する事が必要だと思うのです。そしてコミュニケーションを取る。。。親しき間にも礼儀あり・・・ではないですが(ちょっと使い方が違うかも・・・)何事も人と人との付合い方が問われるのでしょうねぇ・・・
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